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2012年09月07日

外来種の境界線…

「東京湾でロブスターが捕獲された!」
このニュース、ホントにビックリしましたね!
捕獲されたのは、体長30センチ、重さ約1.2キロのロブスター。
八景島沖の海底(約水深50メーター)にて底引き網船に捕獲されたらしい。
過去、日本近海での発見は数例あった様ですが、東京湾ではこれが初めてだとか…

どう考えても「外来種」にあたるロブスター。
この日本に生息・定住しているのであれば、「この先ロブスターをお安く頂ける日も近いのでは!」なんて淡い欲望をついつい抱いてしまいますが…
でも実際は、日本の海で発見される様な事が多くなれば、外来生物法の元で駆逐の対象になってしまうでしょう。

今回の捕獲でも、「誰かが意図的に逃がした…」なんて話しから、「食材として輸入されたものが逃げてしまった…」とか、貨物船がバランスをとるために「船内に溜め込む海水に紛れていたのでは…」など、色んな説が噂されているみたい。
でもその一方で、「海水温度の上昇に伴いロブスターが自発的に移動し偶然この地に迷い込んだ…」なんていう話しもある様です。

Lobster_003.jpeg


もし仮に、ロブスターが自発的に今後も日本にやってくるとしたら、それでもまだ「外来種」なのでしょうか…
自然の生き物が自然の摂理に従って住環境を他の地へ移す…
至って自然な行動の様に思えるのですが、国境という勝手な境界線を引いてしまっている我々人間の目には、寂しいけど外来生物は外来生物なのでしょう。

でも考えてみたら、数十年前の東京では気温が35度を超える様な日なんてありませんでしたよね。
それに、今の様なゲリラ豪雨だったり、竜巻だったり、そんなのも聞いた覚えはありません。
この短い時間でさえ、環境は刻々と変化しているんです。
古来から日本に定着いていた固有の在来種も、もはや住めない様な環境になっているのかもしれません。
外来種というボーダーラインも、この先ちょっと目先を変えて考える必要があるかもしれませんね。

ブラックバスが安住の地を求め、川を下り海にでて動き回れる様になれば…
数百年先には外来種という定義から外れる…なんて事もあるんじゃないでしょうか!
  
posted by ITO-CHAN at 22:05| Comment(0) | 日記
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