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2011年11月26日

記事の裏…「政治力」から「アラバマリグ」

12年1月号のBasserを読んでいて、とても気になった記事があります。
雨貝氏による「日本人選手と政治力・後編」です。

記事を要約すると…
今や日本人選手も実力的にはエリートツアーでAOYを獲得できる位置にはいるが、政治力が備わっていなため現実的には難しい…
それを実現させるためには選手個人レベルの努力だけでなく、我々日本人が選手達を更に応援する必要がある事はもちろん、サポートする日本企業がもっとアメリカ国内の草の根的活動をしなければならない…
そんな内容の話し。

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個人的にも正論だと思うし、冷え込みつつあるアメリカバスフィッシング業界をなんとか盛り上げたいと願う、なんとも雨貝氏らしい文面だと思います。

この記事の中に頻繁にでてくる「政治力」というのはどんな意味なのか…
既にこの記事を読まれた方は、少なからず衝撃を受けた事でしょう。
でもこの「政治力」という見えない圧力、決して珍しい事でも驚く事でもなく当たり前に横行している事なんです。
記事の中にもあった様に、日本の国技に置き換えて考えてみれば、思い当たる節もきっと少なく無いでしょう。
どんなに平等な競技だとしても、国をまたいで乗り込んで行く立場になれば、必ずぶち当たる壁なんです。

ならば、どうやってその政治力を乗り越えられるのか…
雨貝氏の記事を否定する気は一切ありませんが、個人的な見解としては答えは全く違うところにある気がしてなりません。
「結果的に誰が得をするのか…」
それが全ての答えでしょう。

B.A.S.SもESPNも所詮は商売。慈善事業では無いのです。
最終的に自らが利益を得る事ができなければ、大枚はたいてやってる意味も無いという訳です。
そこまで商売商売してなかったとしても、少なからずアメリカバスフィッシング業界にお金が流れ、アメリカという国が多少でも潤う結果に繋がらなければビジネスとしては失敗です。
政府が国家予算を削ってやってる訳じゃありませんからね。

考えてみて下さい。
もし仮に、アメリカスポンサーのついたアメリカ人の中堅選手が日本のトップカテゴリーの大会に参加していたとして…
もしその彼が優勝した場合、アメリカの企業だけが潤い日本という国が潤わないとしたら、きっと国内のメディアはそれを大きく取り上げないでしょう。
もちろん、その彼自身のキャラそのものが記事になってしまう様な大それたものであれば、ちょっと違った展開もあるかもしれませんけど…

で、結論は…
どんなに頑張ってもアメリカの市場規模の足元にも及ばない訳ですから、政治力を乗り越えるためには「結果的にアメリカを潤す事」が出来なければなりません。
要するに、日本の企業が日本人選手をサポートするのでは無く、アメリカの企業が日本の選手をサポートする様にならなければ、ここで言う政治力を乗り越える事はできないでしょう。
現実的にはかなり難しいと思いますけど、これが今置かれている業界においては最短の図式だろうと思います。

とは言え、雨貝氏の結論付けた手法で政治力を乗り越えられるのであれば、それが最善な図式でしょうね。
自分で結論付けた図式とは大きく異なってしまいますが、個人的には雨貝氏の唱える方程式で政治力をクリアしてもらえる事を望みます。
ただ、今のアメリカという国の状況を考えてしまうと、どうしても現実的とは言い切れません…
リーマンショック前であればね…

全てを商売とかお金という価値観で考えてしまうのは、人としてもアングラーとしても寂しいところではありますけど、現実的には殆どがそれで動いているんです。
ここ最近話題になっているアラバマリグでさえも、今の日本企業にとっては「美味しいネタ」の一つに過ぎないんです。
だって、特別な加工も必要無い様な針金の束が、宣伝とか仕掛け次第で3,000円なんていう高値で売れちゃうんですからね!
それに付けるワームの事を考えても、一度に大量に消費してもらえる訳ですから、こんなに優れた商材はないでしょう!
「あんなの釣りじゃねー!」とか「トーナメントで使えない!」なんて世間の声を掻き消して、「釣れる!」「楽しい!」「面白い!」を貫き通せさえすれば、珍しさと恐いもの見たさでそこそこ売れちゃう時代ですからね…
着眼点や製品化のスピードも然ることながら、宣伝とか情報の力というのはホントに恐いものです。

トーナメントで生計を立ててる様なトップアングラーでもない限り、ここまで深い事を考える必要はないのだろうと思いますが、現実的には全てが経済の流れの中で蠢いているんです。
釣りをする楽しさや喜びも人それぞれ違うだろうと思いますが、お金を落とせば誰かが潤いお金を落とさなくなれば業界が衰退して行く…
業界の中においては単なる消費者として位置付けされているものの、結果的に最大の力を有しているのは私達「釣り人」だと言う事をお忘れなく!
posted by ITO-CHAN at 23:59| Comment(0) | 釣り業界の話し

2011年10月12日

アーティステックでいて欲しい!

つい先日、久しぶりに+ROOMS'の畑中氏から電話がありました。
お互いかなりのご無沙汰だった事もあり、互いの近況報告に始まり釣具業界の事やルアー造りの話題へ…、気が付いたら随分と長電話させてしまいました…

ところで皆さんは「+ROOMS'」というルアーブランドをご存知でしょうか?

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こんな奇抜で厳ついルアーを造り出すハンドメイドのブランドなんです。
この「+ROOMS'」というブランドに初めて出逢ったのは、一昨年前のBasser Allstar Classicの「塊ブース」でした。
写真の我維羅ー弐式ー(がいら・にしき)を見た時、無性に使ってみたくなったのを今でも新鮮に覚えています。
で「こんなルアーを造るヤツ、相当変わったヤツなんだろう…」と、勝手に痴虫的な感じを想像していたのですが、見た目は都会的で態度も気さく、ビルダーにありがちな難しい話しをする輩でも無いし、世離れした様な感じもない…、産み出したルアーとは全く接点を感じない「釣りの好きの好青年」といった印象でしたね!
そんな彼と彼の造ったルアーに、益々興味を持ってしまったのは言うまでもありません。
気付いたら、ここでのコラム連載をはじめ時折電話で会話をする様な仲になっていました。

過去に一度だけ彼の工房を覗きに行った事があるのですが、そこで聞いた彼の一言は更なる衝撃を与えてくれました。
それは、ルアーの基となる型を木材から削り出す作業での一コマだったのですが、彼曰く「ルアーを削り出すというか、木の中にあるルアーを取り出す感じなんです…」
木を削り始める時点で、造るべくルアーのハッキリとしたカタチが見えている…って事なんでしょう。
そしてあの奇抜で厳つい形状も、彼独自の理論により産み出されている事を知り、アーティステッィクな感覚以上に釣り人なんだという事を再認識させられました。

とまあ、彼について書きたい事は山ほどあるのですが…
是非とも「世の中に普通にある様なルアーじゃなくて、彼独自の理論に基づいた奇抜で厳ついルアーをこれからも造り続けて欲しい」と、切に願っています。
言い換えるならば「世間に認められる様な売れるルアーじゃなく、あくまでも自分自身が使いたいと思うルアー」。
スターティングメンバーにはならないけれど、必ず出番のやってくるサブのポジション…そんなところが一番心地良いところなんじゃないでしょうかね。
ま、こういうルアーを造っていれば世間に認められなかったり罵られたりする事もあるんじゃないかと思いますが、アーティステッィクな心を忘れずに唯一無二を目指して頑張って欲しいと思います!

今日は、そんな彼のコラムをアップしてますんで是非ともご覧下さい!

posted by ITO-CHAN at 23:44| Comment(0) | 釣り業界の話し

2011年01月04日

環境美化協力商品

以前から噂では聞いていましたが…今年のメーカー出荷分よりワームのパッケージにこんなシールが貼られる様です。

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このシールは、湖底や海底に沈んだワームを除去するための清掃活動をするための資金を集める事が目的。
要するに、シールを販売した資金で環境保全のための清掃活動をするという事です。

実際のところ、このシールの価格がいかほどなのか具体的には分かりませんが、消費者の立場でどうしても気になるのは、店頭での販売価格に変化があるのかどうかというところです。
メーカー側がこのシール代金分をカバーするのか…それとも消費者側にカバーさせるのか…
きっと値上げになる商品もチラホラあるんじゃないでしょうかね。

値上げという言葉を聞くと「え?」って思うところもありますが、この活動の主旨から考えれば、メーカー側はもちろん商品を仲介する問屋さんや私達末端のユーザー等の全てが協力しあうべきだろうと思います。
シールが貼られている商品を購入したというだけでは、環境を守るという意識の促進にはなかなか繋がらないでしょう。
少なからず消費者に負担をさせるべき…と、個人的には考えます。

今後この制度の導入によって、どれだけ釣り場環境が保全されるのかは全く見当がつきませんが、少なからず改善の方向には進んで行く事でしょう。
ただ、ワームというジャンルに限ってだけこの制度が摘要される事に、少々の疑問を感じます。
水中で分解されずに残ってしまうと言う事がポイントになっているのであれば、ラインも同じ事が言えるだろうし、ハードルアーにも同じ事が言えるでしょう。
細かい事を言えば、ラバージグに使用されているシリコンラバーも分解されないだろうし、鉛などの金属に関しては分解されたとしても環境に悪い影響を及ぼすものもあります。
フックに使用されている鉄も、最終的には錆びて分解されるでしょうけど、完全に朽ち果てるまでには長い年月が必要で、その間に魚が飲み込んでしまう様な事があれば…
そんなふうに考えると、やはり「ワームだけに」というのはちょっとズレている様な気がしてなりません。

そもそも、もっと早い段階でこの様な活動を始めて欲しかったですね…
今となっては「ワーム使用禁止」のエリアもかなりありますし…
この制度が10年前・20年前に導入されていたら、もっと違った釣り場環境になっていたかもしれません。
まあそんな事を今さら言っても仕方ありませんが、是非とも意義のある環境保全のための活動をして頂きたいと願います。
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2010年03月16日

釣りという産業を考える

あまりに唐突で大きなタイトルとなりましたが、当方に経済の事が詳しく分かるはずも無く、あくまでも雰囲気として感じる事を書きたいと考えているのですが…

この「釣り業界」って、産業界でいうどの辺のところにいるのでしょう。
公的機関の発表する公式な数値などは全然知りませんが、自動車産業よりは低いだろうし…、旅行業界などよりも低いだろうし…、外食産業などよりも低いだろうし…、衣料品業界よりも低いだろう…
思い付く業界を並べてみると、どれにも勝ててはいなさそうですよね。
じゃ、本屋さん業界と比較すると…微妙かな?それとも、メガネ屋さん業界と比較すると…微妙に負けてるかな?はたまた、花屋さん業界と比較すると…どうなんだろう?
…結局なんの答えも出ないのですが、不思議となんとなくの基準が見えてくる気もします。
このなんとなくの基準って、一体なんなのだろう…?
これって多分、街などで見掛ける店舗などの規模や数…なんじゃないかと思います。
でも、これって意外に当たっている部分もありそうですよね!

店舗の数や規模とは、また少し違った角度の話しになるかもしれませんが、スーパーマーケットの商品ラインナップを考えれば、少なくとも一般的なのかそうでないのかは判断出来そうです。
例えば、本や花。これはそれなりの規模のスーパーなら販売してますよね!
メガネ屋さんなんかも、スーパーの一部にテナントとして入っていることなんかもあったりします。
まあ、メガネは生活用品の一部でもありますので…そもそも釣具と比べちゃいけないのかもしれませんが…。
このスーパーを基準にして考えた場合、趣味の世界でいくと…ゴルフ用品とか野球用品とかサッカー用品とかテニス用品…この辺りはまず置いてない気がします。
という事は、これらのスポーツ業界と同じ程度の業界規模なのか…、これも微妙ですよね…
でも恐らく、スーパーやコンビニのラインナップにあるかないかは、客が買うか買わないかに直結した考えに基づくはずなので、遊戯・競技人口だけをとった場合、「釣り業界と同じくらいの規模」として考えても大きく間違ってはいなさそうです。

では、釣り人口5000万人と言われるアメリカのスーパーマーケットはどうかというと、釣具どころかボート用品まで販売してます。
もちろん、野球用品、サッカー用品、卓球用品、スケボーなどもあるんです。
それも24時間営業ですから、夜中の3時頃、急に釣りに行きたくなったとしても、ロッドからルアーまで全て揃える事が可能です。

趣味やスポーツに対する国民の考え方が違う…と言えば、それまでの事かもしれませんが、釣具産業の一つをとっても、ここ日本とは全く違ったステータスにあると考える事が出来るでしょう。

ではなぜ、こうした違いが生まれてしまうのか…
それは多分、釣り場環境の違いでしょうね。
規模はもちろん、その数も…比較にならない程にアメリカの方が多いでしょう。

外来種問題の狭間に立たされてるブラックバスはさておき、池のコイやフナやクチボソ…、防波堤のアジやサバやメバル…、砂浜のキスやヒラメやイシモチ…、磯のメジナやイシダイ…、考えてみれば自由に釣りの出来る場所、少な過ぎませんでしょうか?
ゴミの問題、迷惑駐車の問題など、釣り人のマナーの悪さから立ち入り禁止になってしまった釣り場も少なくありませんが、「危険だから…」「事故が起こってからでは…」
など、むやみやたらに過保護になってしまっている現状もある様に思えてなりません。

この先の未来永劫に釣りを楽しみたいのであれば、まずは釣り人がしっかりとしたマナーを持つ事、そして、釣り業界が釣り場環境を増やして行くために努力をする事…
この二つが無ければ、釣り場も少なくなって行くでしょうし、釣り業界という産業も規模を小さくして行くでしょう。
あくまでも、個人の勝手な想像に過ぎませんが…
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2010年03月15日

釣りの世界と女性

ここ最近twitterネタが多くて大変申し訳ございませんが、釣り業界の枠の外で色んな方達とコンタクトしていると、思いがけない刺激があったりします。
ここ数日、何名かの女性アングラーとtwitterでやりとりする機会がありました。
「沖釣りして新鮮な魚を料理して食べたい…」「とにかく大きな魚を釣りたい…」「釣りに行きたいけど道具が無いし何を買って良いのか分からない…」などなど、業界内からはあまり聞けない話しを聞く事ができました。
ここ数年、女性アングラーが増えて来ている事は、なんとなく肌身に感じていましたが、実際に多くの女性がこうして「釣りに行きたい!」と考えている事は、あまり考えた事がありませんでしたので、少し嬉しい気分になりました。
しかしながら、釣具店を覗けばそこには「男の世界」が広がっていて、女性用のアイテムはおろか女性を意識した製品なんてごく僅か…というか、殆どゼロに等しいでしょう。
テニスにもゴルフにもボーリングにもダーツにも…野球やサッカーにさえ女性用のアイテムが存在するのに、どうして釣具には女性用がこれ程までに少ないのでしょうか…
一部のメーカーでは女性用のウエアなどを出してきてはいますが、リールはともかくロッドあたりは「女性用」と銘打つ製品があっても良さそうな気がしてなりません。
レングス、テーパー、デザイン…どれにも違いがあっていいはずですよね。

こうしたとても鈍感な業界の動きそのものが、女性を釣りから遠ざけてしまっている事の大きな原因なんだろうと思います。
草食系男子などといった言葉が囁かれる今の時代、女性側が男性寄りの考えを持ち始めているからこそ、少なくない女性達が釣りに出掛ける様になったものの、この先を考えると産業そのものの発展にも大きな打撃がある気がしてなりません。

何処かの大きなメーカーさん、量販店さん、大々的に女性用のタックルなど作ってみては如何でしょうか?
どこもそれ程真剣にやってるとは思えないので、今ならまだ大きな隙間がある気がしますが…
これからの業界のやり方によっては、女性アングラーもどんどん増えて行くでしょう。
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2009年10月15日

釣りがメジャースポーツにならない理由

野球・サッカー・テニス・ゴルフ・スキー…、世の中には様々なスポーツがあります。
釣りも「競技」という枠組みの中で考えれば、肉体面においても精神面においても立派なスポーツであると考えられます。
しかし、日本国内において釣りの競技などの結果を報じるのは専門誌のみで、世間一般の報道でとり上げられる事はまずありません。
一体何故なのでしょう?
バスフィッシングを一つの例として、思いつく理由を挙げてみますが…
●競技人口が少ない・出来ない地域が存在する(世界規模で考えた場合も) ●エリアによって違いが大きく公平性が低い ●結果でしか勝敗が分からない ●選手達のプレーを観戦しずらい ●選手達の動作や使用している物が小さく見ている側に伝わらない ●競技時間が長い ●同条件下での競技が不可能であり、過去などの記録との比較がとても困難 ●公式に競技場といえる場所が存在しない…などなど、ざっと考えただけでもこれ程出てきてしまいます。
もちろん、ブラッスバスという魚が特定外来生物であるという事を除外して考えも…。
これらは、私達釣り人が何とか出来る様な問題ではなく、殆どが「釣り」というスポーツだからこその理由なんだと思われます。
アメリカのESPNの様に、バスフィッシングのトーナメントをショーアップして広く一般に報道すればメジャースポーツ化も可能なのでしょうけれど、これには多額の費用が掛かるため一般企業などからの協賛も必要ですし、もちろん地域や地域住民との協力も必要となってくるでしょう。
バス以外では、「磯」「ヘラ」「鮎」などが競技化されている代表的なジャンルとなりますが、それらの多くが釣具メーカーの主催によるもので、道具のメーカー制限が設けられていたり、メーカー推薦枠が存在したりと、公平性に欠ける様な制度がまだまだ慣習と残っているのが現状かと思われます。
少なくとも、各釣具メーカーなどが一致協力してのトーナメント、あるいは、釣りとは無縁な企業の主催によるトーナメントなどが実現できれば、もっと世の中に受け入れられる競技になるかもしれません。
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2009年08月26日

釣りを難しくしている犯人!

皆さんもご存知の通り、釣りの世界には様々単位が用いられ使用されています。
一番身近なバスフィッシングで考えても、重さの単位ではポンド・オンス、長さの単位ではフィート・インチなど、日常の生活の中では使用されない単位ばかりです。
しかもそれらの全てが十進法ではないので、感覚として身に付くまでにはかなりの時間が必要でしょう。
20年以上もバスフィッシングを楽しんでいる当方ですら、オンスの分数表現など未だに「あれ?」って考えてしまう事が多々あります。
バスフィッシングの本場であるアメリカの文化を、そのまま輸入し使用しているからこうなってしまってる訳ですが、これから始めようとしている人達にとってこれら単位は難解極まり無いものであり、「何だか難しそう…」と尻込みさせてしまってる主たる原因の一つだと考えられます。
専門用語もその一つで、日本語に訳せないルアーの名称などは仕方無いとしても、数年前から不必要に使われている横文字が多い様な気がしてなりません。
どんな趣味の世界にでも最低限は覚えなければならない専門用語はあるので、ある程度は仕方無い事ですが、せめて単位くらいは日常的な感覚の中で感じ取れるものを使用するべきだろうと思います。
特に製品パッケージなどには、必ずグラムやセンチなど身近な単位も表記してもらいたいですね!
posted by ITO-CHAN at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り業界の話し

2009年07月09日

要注意外来生物

crawfish_6_bg_032603.jpg昨日話題に取り上げたザリガニ(アメリカザリガニ)ですが、特定外来生物に指定されている品種と思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
昨日、環境省に電話して聞いてみたところ、現状では「要注意外来生物」とされており、特定外来生物の様な法的規制は設けられていない事が分かりました。
ただし、今後における分布域の拡大など懸念される状況が発生した場合などは、特定外来生物に指定される可能性もある様です。
ですので、捕まえたザリガニを自宅に持ち帰り飼育して増養殖などした場合は、法的規制が無いとは言え、むやみやたらに放流したりしない様くれぐれもご注意下さい。
どうしても飼育が困難になってしまった様な場合は、捕まえた池などに放流する事が望ましいと思われます。
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2009年07月02日

あなたにとって「釣り」とは?

先日テレビの番組で、芸能人達が色んな場所の色んな魚を釣リに行く番組を偶然に見たのですが、その番組の終盤で出演した芸能人達が「私にとって釣りとは…◯○である…」なんていうのを色紙に記していました。
誰がどんな事を書いたのかはすっかり忘れてしまいましたが、その時「自分だったら何て書くのかな…」なんて随分考えたのですが、結局答えはまとまりませんでした。
今日、仕事の合間にこの事を思い出し、何となく出てきたのが「私にとって釣りとは、大自然に遊ばせてもらい、そして大自然に感謝する事…」なんていう何だか大袈裟な言葉だったのですが…
皆さんならこの問いに何て答えますか?
posted by ITO-CHAN at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り業界の話し

2009年06月03日

釣りを取り巻く経済的環境

P1040108.jpg写真のライフジャケットは、2000年のBASS MASTER CLASSICの際メディアに配布されたもので、取材に行った知人から頂いたものです。
2004年に当方がCLASSICの取材に行った際には、ライフジャケットの配布は無かったものの、PLANOのバッグやT-シャツやキャップなど持ち帰れない程のお土産がありました。
2008年と今年の2009年はオフィシャルでの取材では無かったため、こういったお土産の存在すらハッキリしませんが、年を追う毎に少なくなって来ているのは事実の様です。
人口の1/4以上となるおよそ5,000万人が釣りファンだというアメリカ。
このアメリカの釣りジャンルのトップに君臨しているのがバスフィッシング。
そのバスフィッシングの頂点のツアーでさえ、一般スポンサーからの収入が減った事で、ツアーの日数も減り賞金も減ってしまっているのが現在の状況なのです。
決して釣り人口が減っている訳では無いはずなのですがね…
正直、大会の賞金が減ったところで、趣味として釣りを楽しむ一般アングラーには全く関係のない事の様な気もしますが、大手一般企業の釣りに対する関心が無くなってしまう事は一般アングラーにとっても大きな痛手となるでしょう。
餌だろうがルアーだろうが、ジャンルにとらわれる事無く全ての釣り人達が手を取り合い一緒に明日の釣り場環境を考えられる様な環境を作らない限り、今後の日本の釣りには明るい未来は来ないのでは…そんな気がしています。
釣り業界は意外なほど何もしてくれない…そんな気がしませんか?


posted by ITO-CHAN at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り業界の話し

2009年05月31日

釣りの魅力って?

突然ですが釣り好きな皆さんに質問です!
皆さんは釣りを知らない人に「釣りの魅力は?」と訪ねられた時、どんな答えをしますか?
きっと、その答えは十人十色で様々な答えがあるかと思います。
要するに、釣りの楽しみ方には正当な方法など存在せず、誰もが簡単に楽しむ事の出来る遊びだと言う事です。
もちろん、行政で決められている規則やモラルは守らなければなりません。
それさえ守る事が出来れば、これほど自然と対話の出来る有意義な遊びは無いかと思えます。
釣った魚を食べない、いわゆる私達の様なゲームフィッシングを嫌う他ジャンルの釣り人も多く居ますが、釣った魚を食べようが食べまいが、している事は全く同じ、どちらも言わば人間のエゴなのです。
大事なのは、釣りが人間のエゴなのだと言う事を肝に刻み、魚達やそれを取り巻く自然に感謝し、それらを自分の出来得る範囲で守って行く気持ち…なのではないかと思います。
釣りのジャンルを超え、全ての釣り人の向く方向が一つになれば、その時こそ釣りという遊びがもっともっと市民権を得られる様になるのではないか…そう考えています。
posted by ITO-CHAN at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り業界の話し

2009年05月06日

釣り人?それとも、ビジネスマン?

突然ですが、皆さんはどんな基準でタックルやルアーを購入していますか?「お店で実際に見て…」「広告を見て…」というのもさることながら、「だれだれプロが使っているから…」というの少なくないかと思います。
決して悪い事ではありませんが…、そのプロがメーカーの社長だったりした場合、どんなメディアに出ても自社製品しか使用しませんし自社製品の事しか説明もしてくれませんよね…、そういうプロを指針にする事ってどうなんでしょう?
実際のところテレビや雑誌などの多くの場合、取材対象となるエリアや時期などは、あらかじめ表現したい商品にマッチする様に仕組まれ、その上で釣って見せる…というプロモーションである事が殆どで、本当の意味で釣り人達に有益な情報を与えてくれていると素直に受け入れ難いのが実情です。
考えれば分かる事ですが、同じ時期に同じ場所へ行って同じ考えを持って同じ技術で…それらの商品を扱う事が出来なければ、自分のツールにならず単なる理想の賜物になってしまうなんて事も決して少なくないでしょう。
大事なのは、自分のやりたい事を明確にした上で、本当に自分の楽しみのために必要なモノをセレクトするという事なのではないでしょうか。
メディアに出てくる様な人の多くは商品を売るための「ビジネスマン」であり、あなたの釣りを楽しいものにしてくれる人では無いのかもしれません…。
少なくとも、このANGLER'S CHANNELに名前を連ねているアングラー達はビジネスマンではなく、私達一般のアングラーと同じ目を持った「自分が楽しく釣りをしたい釣り人」であると確信しています。
posted by ITO-CHAN at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り業界の話し

2009年02月07日

「釣り」を職業にするという事・・・

日本の様に海岸線の少ないアメリカという国では、「釣り」というと淡水の釣りを連想する人が多く、その中でもバスフィッシングは最もポピュラーな「釣り」みたいです。
そしてバスフィッシング界にて活躍する様なトップトーナメントに参加する選手達は、プロ野球選手やプロゴルファー達と同様に「アスリート」という視線で見られているのです。

そんなトーナメンターの姿を遠く離れた日本から見ていると、もの凄い高額の賞金を稼ぎ・・・豪邸に住んで・・・何不自由ない生活を送っている・・・なんて感じられてしまうのですが、トーナメントの賞金だけで生計を立てられるのはトップカテゴリーの選手にしか過ぎず、BASS MASTER CLASSICに参加する程の実力者であっても、トーナメントとは別に本業を持っていたりするのです。

昨年のクラッシックで見事準優勝を獲得したクリフペイス選手がその良い例かもしれません。
クラッシック翌日の帰路でグリーンビルのハンバーガー店で彼と出会った際、今日から仕事が入っているので急いで帰るんだ・・・と話していたのを今でも思い出します。
クラッシックという最高の舞台で準優勝した余韻に浸る時間もなく、本業である屋根修理の仕事に向かう・・・実力主義の世界においては将来の保証は一切無く、釣果一つで生活水準すらも大きく変わってしまう厳しい世界なんですよね・・・。

P1000584.jpg「釣り」を職業にするという事をあらためて考えた時、私達がオフィスワークをするのと同じ様に「釣り」をする訳ですから、試合で良い成績を残す為にはどうしたら良いかなんて事を毎日考えて生活してるんでしょうね。

なんだかコラムみたいになっちゃいましたけど、そんなトップアスリート桐山孝太郎の表舞台から日常までを、渡米後このコーナーから皆さんにお伝えさせて頂きたいと思います。
また、この厳しいトーナメントに出場する唯一の日本人アスリート桐山選手を、同じ日本人として同じ釣り人として応援して頂きたいと思います。
「頑張れコータ!」のコーナー!
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2009年02月03日

麻生総理、お願いしますよ!

d87ec53f.jpg写真はお騒がせ発言の連発で世間を騒がせてしまっている麻生太郎総理大臣。
趣味の分野では漫画や秋葉原といったところばかりが取りざたされている麻生総理なのですが、実はかなりの釣り好きで(ご存知の方も多いかと思いますが・・・)総理大臣となった現在でも日本釣振興会の名誉会長としてその名を掲げているのです。
ここでちょっとした疑問が・・・、日本の総理大臣が釣振興会の会長であるにも関わらず、どうして日本の釣りを取り巻く環境が良くならないのか・・・。
考えれば考える程、不思議でなりません。
単純に釣り産業の規模が他の産業と比べて小さいからなのか、それとも政治献金などを業界がして来なかったのか、はたまたジャンルが多すぎて釣り人自身が同じ方向を向けないからなのか・・・、その答えは私にも分かりませんが、きっと前述したどれもが少しづつ絡んでいるのではないかと思います。
政治的な部分はお偉い方々にお任せするとして、少なくとも私達釣り人は近い将来ジャンルを超えて同じ方向を向く事が必要になってくるでしょうね!そんな気がします。

話しは変わりますが・・・、当サイトからのメール送信に関しまして、こちらサイドの初歩的なミスもあり「ANGLER'S CHANNELへメールが送信出来ない」というご連絡が数件ございました。こちらに付きましては原因も発覚し先程全て修正させて頂きました。大変ご迷惑をおかけ致しまして申し訳ございません。
皆様からのメールには全て目を通し、より良いサイト作りの指針とさせて頂きたく考えておりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
anglers-channel@deeeeeepstage.jp

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2009年01月02日

釣りの楽しみ方はその人次第

写真は当方の私物。ご覧の通りベイトリールは全て左巻きを使用しています。以前仕事の際、ある著名アングラーとベイトリールハンドルの左右で論争になった事がある。
その著名アングラー曰く、「右利きのITO-CHANが左巻きベイトリールを使用するのはおかしい・・・」「右利きで左巻きベイトリールを使用している人は極少ない・・・」「だって、右利きなら右手の方が巻く力が強いでしょ・・・」というものでした。
当方の場合、釣りを本格的に始める前、スピニングリールを左で巻いていた事が現状のルーツであり、左巻きベイトリールがずっと欲しいと思っていたところにSHIMANOからスコーピオン1501が発売され、それ以来ずっと左巻きベイトリールを使用している。
それほど器用ではない当方にとって、常に同じ側の手でロッドを操作しリールを扱えるという事は画期的なことでした。また、キャスト後にロッドを持ち替える必要の無い事にロスを軽減出来たとさえ感じていました。
釣りはそもそも、ルールやマナーを守れば道具などのセレクトや扱い方は個人の自由で良いのではないかと思う。極端な話しになるが、枯れ木を使ってもタコ糸を使っても、それでその人が「楽しい釣り」と思えるのであれば、それで良いのではないでしょうか?
様々な道具やメソッドが次々に現れてくる今日この頃ですが、それらが自分の釣りに必要かどうかを考えるのは私達ユザーなのです。自分が今何を求めているのか、どうなったらもっと楽しくなるのか・・・、一度じっくり考えてみるのも良いかもしれません。CIMG1334.jpg
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